妊活サプリメントの基礎知識 おすすめ妊活サプリ
東洋医学で自然妊娠へ導く 妊活コンサルタント 高橋敏郎です(^^)/
当研究所のお客さまで…
「妊活でサプリメントを利用している」
「何かよいサプリメントがないか探している」
という方は非常に多いです。
「でも、サプリメントってどれくらい効果があるの?」
「本当に効果があるの?」
というお声が多いのも事実。
サプリメントは、必ずしも即効性があるわけではないので、効果がどの程度あるのかわかりにくいものです。
そこで、今回は妊活におけるサプリメントの活用法についてお話をします。
- サプリメントとは?
- 妊活サプリメントの種類
- サプリメントを取り入れる際の注意点
- サプリメントを利用する前に…
- おすすめ妊活サプリ
- まとめ
目次
そもそもサプリメントとは?妊活における役割と目的
サプリメントとは、アメリカの食品の区分の一つであるダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)の語訳です。
つまり、サプリメント(以下、「サプリ」とも表現)は、食品として位置づけられています。
普段の食事を「主食品」とすると、サプリは「副食品」と言えます。理想的には、主食品で事が足りれば、それに越したことはありません。
でも、現代人は加工食品の摂取や偏った食事により、体に必要なビタミン・ミネラルが不足しがち。そこで、サプリで不足しがちな栄養素を補おうという発想が根底にあります。
また、サプリには、特定の目的を持たせようとすることが多いです。
「しみ・くすみ予防にビタミンC」
「冷え性にショウガサプリ」
妊活の場合、サプリの最終的な目的は…
「妊娠しやすい体つくり、そして、妊娠」ということになります。
そのために、女性向けには、冷え性を改善する目的のサプリなどがあり、男性向けには、精力アップを目的とした様々な種類のサプリが売られています♪
妊活サプリメントの種類 妊活サプリに使われる栄養素
妊活でよく使われているサプリに入っている栄養素と食材
- 亜鉛
- 鉄
- 葉酸
- ビタミンD
- マカ
- ハーブティー
- 精力剤
●亜鉛
俗に「セックスミネラル」と呼ばれています。亜鉛と聞くと、男性妊活のためのミネラルとイメージされる方もいらっしゃるかと思いますが、実は、女性のとっても重要なミネラルです。
男性の場合、亜鉛は精子の形成に欠かせません。男性ホルモンである「テストステロン」の生成に必要な栄養素になります。
不足すると、精子量の減少、無精子症、運動率の低下、ED(勃起障害)などが起きる可能性があります。
女性の場合、亜鉛は、女性ホルモンの働きを高めてくれます。亜鉛が不足すると、性腺機能障害を引き起こし、妊娠しにくくなることがわかっています。排卵や着床に関係する多くのホルモンに亜鉛が関わっています。
亜鉛が多い食材としては、魚介類、特にカキです。目安として、1日カキ3~4個を食べると、亜鉛の1日必要量を摂ることができます。
●鉄
日本人女性の実に半分は、貧血と言われています。「日本は貧血大国」とも呼ばれる所以です。
「私はめまいなどしないから大丈夫」と思うのは早合点。
隠れ貧血と呼ばれる、症状はなくても実際は貧血という女性は多くいます。
鉄は、女性の妊活を語る上で必須要素。
血液検査で鉄の状態を表す「ヘモグロビン値」がありますが、実はそれだけでは鉄の状態を知ることができません。
大事なのはこれ!
「フェリチン値」
血液検査の基礎項目には含まれないため、調べる場合は、ご自分で「調べて欲しい」とクリニックに申し出る必要があります。
お客さまのお話を聞いていると、不妊治療のクリニックでも、フェリチン値を調べるこをと勧めてくるお医者さんは少ないようです。
妊活女性がチェックするべき血液検査項目。フェリチン値に関する詳しい記事はこちら↓
●葉酸
葉酸とは、ビタミンB群の一つです。
妊娠初期、お腹の中の赤ちゃんは、葉酸を必要とします。
葉酸は鉄と同じく、血液の生産に関わっています。妊娠初期の活発な細胞分裂時には、遺伝情報に関わるDNAの合成に必要不可欠な栄養素です。
また、妊娠初期は、脳・神経管・心臓など、人にとって重要な器官が形成されますが、ここにも葉酸が関わっています。
葉酸は、枝豆や海藻類、そして、アボガドなどに比較的多く含まれます。
●ビタミンD
ビタミンDの値が高い方が妊娠しやすいことがわかっています。
ビタミンDは、食事からも摂れますが、日光浴をすることで体内で合成されるビタミンです。
一説によると、食事から摂るビタミンDより、日光浴で合成されるビタミンDの方が多いと言われています。
「日焼けをしたくない」という女性も多いと思いますが、顔など日焼けしたくない部分は日焼け止めでカバーするにしても、暖かい日は腕を出すなどして適度に日光浴をすることは、妊活上、重要です。
ビタミンDは、肝臓に貯蔵することができます。ビタミンCと違って貯金ができるビタミンです。春から初夏にかけて心地よい日光浴して、ビタミンDを貯金していってはいかがでしょうか♪
日光浴は、うつや不眠の解消にも効果的です。
食材としては、サバなどの青魚やキノコ類から摂取できます。
●マカ
マカとは、南米ペルーのアンデス山脈に自生する根菜類の一種、大根と同じ種類の植物です。
気候が厳しいアンデスの地で自生できる植物は非常に少ないと言われています。この環境で育つマカには、各種ミネラルや食物繊維がバランスよく含まれています。
マカには、必須アミノ酸をはじめ、鉄・カルシウム・亜鉛などのミネラル、食物繊維、ビタミンなどが含まれ、滋養強壮、疲労回復、うつ症状や不安感の軽減や更年期障害の予防、動脈硬化、肌の老化予防が期待できます。
マカは、妊活サプリとして、男性向けにも女性向けにもいろんな商品が出ています。
古くから「アンデスの女王」と呼ばれ、滋養強壮の食材として利用されてきました。
●ハーブティー(お茶)
妊活向けに出ているハーブティーとしては、ルイボスティやタンポポ茶がよく知られているところではないでしょうか。
それ以外にも、黒豆茶や玄米茶など、お茶として取り入れるサプリがたくさんあります。
ここでは、特にルイボスティについてお話をします。
ルイボスは、南アフリカが原産の針葉樹で、落葉すると赤褐色へと色が変化します。
アフリカの荒野に住む動物達は、生命活動に大切なナトリウム、カリウム、マグネシウム、リンといったミネラルをルイボスから摂取します。この地に住む鳥や動物は、ルイボスなどの植物の恩恵を受けています。
妊活にも重要なカリウム・マグネシウム・亜鉛・リン・ポリフェノールなどの栄養素が、ルイボスには豊富に含まれています。
ルイボスに含まれるポリフェノールのひとつ「ケルセチン」は、抗酸化作用があり、血管を若返らせ、妊娠や妊娠中に重要な血流の改善を促します。
また、女性の大敵、便秘に対して、ルイボスに含まれるマグネシウムが、腸内の水分を増やして、お通じを良くしてくれる効果があります。
※高品質のルイボスティーをお探しの方は、当研究所でも取り扱いがありますので、お気軽にお問い合わせください。
●精力剤(男性向け)
一般的な妊活サプリは、即効性を期待しないというのが基本です。
しかし、精力剤については、即効性を期待して利用することの方が多いかもしれません。精力剤は、興奮作用があるので、ここ一番というときに使うためには良いでしょう。
「いつも精力剤を使う」というような乱用はオススメできません。
安易に精力剤に頼る前に、精力アップのためにできる根本的な解決方法はいくつかあります。それらにトライした後、ダメ押しとして精力剤を利用するのが良いと思います。
男性の精力アップのための記事はこちら↓
妊活でサプリメントを取り入れる際の注意点3つ
- ノンカフェインであること
- 即効性を求めず気長に…
- あれこれ手を出さずに数種類までに絞る
まず、妊娠中のカフェインの過剰摂取について、胎児に悪影響を与える可能性があります。
ですので、妊活中の女性もカフェインの日常的な摂取は控えた方が無難です。ということで、妊活サプリは、ノンカフェインであるものを選ぶべきでしょう。
厚生労働省(食品に含まれるカフェインの過剰摂取について)↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html
次に、即効性を求めず気長に試してみることも大切です。
冒頭でもお伝えした通り、サプリは薬ではなく食品です。
毎日の基本的な食事がベースにあって、足りない部分をサプリで補うに過ぎません。
サプリのおかげで体質が改善してきたと実感できるようになるには、3ヶ月程度を目安にしましょう。
そして、サプリはあれこれ手を出さず、数種類にまでに絞って利用しましょう♪
「あれが良い」「これが良い」と言って、「良いものをたくさん摂ればよい」というものではありません。
サプリ(栄養素)の過剰摂取が、体の中で悪さをすることもあります。
また、気長に取り入れるという観点から、コスト面でもサプリに過剰投資することはオススメできません。サプリは、あくまでも副食品(補助食品)です。
まずは、普段の食事(主食品)にしっかり投資をしましょう。
サプリメントを利用する前に… これだけは知っておきたい2つのこと!
サプリは、「不足しているものを不足している分だけ補う」という考え方が重要です。
「レモン100個分のビタミンC」という表記を見たことはありませんか?
レモン100個分のビタミンCが入っていることと、その全てが機能的に働くことは、別の話です。
ビタミンCがレモンの100個分よりも、リンゴ丸ごと1個食べて摂取するリンゴ1個分のビタミンCの方が体内で効率的に働きます。
どういうことかと言うと、ビタミンCに限らず、各種ビタミンやミネラルは、それ単体では働いていません。マグネシウムは、カルシウムと一定のバランスをとって体内で働きます。ナトリウムは、カリウムと一定のバランスをとって働きます。
このように、それぞれの栄養素は、多いから良いということではありません。むしろ、ある栄養素だけを多く摂ることは、体内のミネラルバランスを崩し、結果、弊害が出ることもあります。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざが示すように、一部の栄養素だけを過摂取することは厳禁です。
まずは、普段の食生活を改善し、必要な栄養素は食事から摂ることを考えましょう!
やむを得ず足りない栄養素をサプリで必要最小限補うというのが、サプリを利用するときの大事な考え方です。
もう一つ、知っておきたいこと…
それは、消化・吸収についてです。
栄養素の消化・吸収力は腸内環境(腸内フローラ)で決まるということ。
体調を崩して胃腸の調子が悪いとき、食べたものがうまく消化されずに便秘になったり、下痢になったりした経験はありませんか?
たとえば、鉄について、胃酸がしっかり分泌されていないとせっかくサプリで鉄を補っても、吸収がうまくいきません。
鉄に限らず、栄養素の消化吸収には、胃酸などの消化酵素が働いて成り立ちます。また、消化酵素は、私たちのお腹の中に共生している腸内細菌の力が不可欠。
ですので、サプリを摂る前に、腸内環境を整えることが優先させた方が効果的です。サプリを取り入れるなら、その前に腸内環境を整える「腸活」を実践しましょう♪
私たち人間は、自分一人で生きていると錯覚しがちですが、決して一人では生きていません。
私たちの皮膚には常在菌が住んでおり、腸内には善玉菌や悪玉菌と呼ばれる腸内細菌が住んでいます。この一緒に暮らしている細菌たちと仲良くすることが大切です♬
腸活の基本は、食物繊維の多い食品を食べること。和食中心で「まごはやさしいわ」を意識すると良いです。
せっかく、摂ったサプリが体内であまり吸収されていないとしたら、もったいない話ですよね(-_-;)
「まごはやさしいわ」に関する記事はこちら↓
腸活に効果的なアプローチ「ファスティング」に関するブログ↓
https://www.schenectadyhistory.net/
おすすめ妊活サプリ
普段の食生活を改善した。その他にもできることをやってみたという方に…
私が厳選したおすすめの妊活サプリ
女性向けサプリ
女性には、不足しがちな鉄、亜鉛などがバランスよく補えるマカがオススメです。
高品質マカ専門店 、安心安全の有機JAS認証
「濃縮なしの純粋マカ」
妊活女性のために開発されたこだわりのマカサプリ↓
男性向けサプリ
男性には、亜鉛が豊富なカキがオススメです。
精子の量、質ともに改善するなら、亜鉛を効率的に摂りたいところ。
元気の源「タウリン」も含まれ、有機マカまでバランスよく配合されています。
男性機能を高めるには亜鉛豊富な牡蠣サプリ↓
理想の男を手に入れるなら……やっぱり牡蠣でしょ!【OYSTER NATURAL ENERGY】
まとめ
- サプリは食品の一部。普段の食事を主食品とするなら、サプリは副食品。
- まずは、主食品を見直し、どうしても足りないものをサプリで補う。
- サプリは即効性を求めず気長に取り入れてみる。
- 妊活サプリは、ノンカフェインであることが基本。
- サプリは、数種類までに絞る。多ければ良いわけではない。
- 腸内環境を整えること「腸活」が先決。腸内環境が悪ければ、せっかくのサプリ(栄養素)がしっかり消化吸収できない。
「妊活は腸活!」
「きっとあなたも子宝に恵まれます!」
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