妊活とうつ 不妊治療でうつになることは特別なことではない
東洋医学で自然妊娠へ導く 妊活コンサルタント 高橋敏郎です(^^)/
そもそも、私がなぜ妊活サポートを始めたのか?
その理由は…
「不妊で悩んでいる方があまりにも多いこと」
「自分が持っている東洋医学の知識と技術、そして、個人的な経験でその手助けができる!」
と思ったからです。
そんな気持ちから妊活サポートをスタートさせ、手始めに、本ブログやSNSなどで情報発信をし、オンラインセミナーを開催してきました。
いろんな方の妊活を見聞きし、相談に乗っている中で感じたこと…
それは、「こうしたら良い」「ああしたら良い」というアドバイスをする前に、まずは肩の荷を下ろして差し上げる必要がある方がこんなにもたくさんいるんだ!ということです。
LINE相談をしていて、あるいは、オンラインセミナーで話をしていて…
「辛そうだな…」
「ちょっとうつっぽいな」
と感じる方は少なくないです。
先日(2021年4月16日)のニュースで、「高度な不妊治療始める女性の半数以上にうつの症状」という見出しの記事があり、私が感じたことを裏付けるような内容が書かれていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012978451000.html
残念ながら、不妊治療の現場では、心のケアにまでは手が回っていないのが現状のようです。
今回は、妊活の根本的な意義について深堀し、みなさんが楽しく妊活に取り組めるためのヒントをお届けできたらと思います。
かく言う私も、妻が長男を妊娠・出産した時期に、うつになった経験があります。
妊娠・出産となれば、普通は手放しで喜べそうなものですが、その当時の私は、父になるという責任感からくる重圧と「父たるものどうあるべきか」を考え、悩みに悩みました。
温暖な静岡。6月、7月という暖かい季節にも関わらず、体が震えるほど寒くて寒くて仕方がない。スウェットを重ね着したことを覚えています(-_-;)
「自律神経失調症」も経験済みです(;^_^A
今となっては、お客さまの気持ちがわかるということで、良い経験をしたなと思っています♪
でも、当時は笑顔一つできなかったと思います。
物事を義務で考えると何事も辛くなりますね!
【目次】
- 「なんのための妊活?」「誰のための妊活?」
- 「楽しい」という「快」の状態で自律神経は調和的に働く
- 義務感で妊活をする必要はある?
- 「子供を産めない」は、女性として価値がないこと?
- 今世は子供を持たないと決めてきている人もいる(スピリチュアル)
- 妊活を楽しむことが基本
- 妊活で行き詰まったら…
- まとめ
目次
なんのための妊活 誰のための妊活?
「あなたは、なんのために妊活をしていますか?」
「そんなの子供がほしいからに決まっているじゃん!!!」
そういう答えが聞こえてきそうです。
では…
「誰のためにあなたは子どもがほしいですか?」
「なんのために子どもがほしいですか?」
この質問には、いろんな答えが聞こえてきます。
ちょっと、考えてみてください。
「……………………」
「……………………」
「……………………」
「結婚したら、子どもをもうけるのが当たり前だから」
「子どもが好きだから」
「幸せな家庭を築きたいから」
「老後が心配だから」
「女として、子どもを産むのが務めだから」
「嫁として、子どもを産むのが務めだから」
「妻として、子どもを産むのが務めだから」
「親に喜んでほしいから」
「パートナーに喜んでほしいから」
「親に孫の顔が見たいと言われるから」
「……………………」などなど
その他にもいろんな答えがあると思います。
誰のため、なんのために妊活をしているのか?
ちょっと、立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
「楽しい」という「快」の状態で自律神経は調和的に働く♪
妊娠・出産は、本能のなせる業。
「食欲」「性欲」「集団欲」「睡眠欲」などの本能的欲求は、自律神経によってコントロールされています。
上記の本能的欲求の全ては、「快」の状態、すなわち「楽しい」という状態で調和的に働くようにできています。
不安や恐れがある状態では、十分に機能を発揮できません。
あなたが持っている「子どもがほしい」理由は、義務感や固定観念に縛られていませんか?
義務感や固定観念に縛られた妊活は、すぐに子どもを授かることができない場合、やがて、それは重圧となり大きな精神的ストレスとなります。
「正しい」ではなく、「楽しい」を基準に妊活する方が、自然妊娠で子宝に恵まれる可能性がグッと高まります。
なぜなら、自律神経は「快」で機能的に働くから。超シンプルなセオリーです。
この超シンプルが真理です。
義務で行う「タイミング法」より、したいからする「エンジョイ法」に関する記事はこちら↓
義務感で妊活をする必要はない
子どもがほしい理由は、人それぞれ。どれが正しくて、どれが間違っているということはありません。
ただ、考えてみてほしいことがあります。
他人のために子どもがほしいと思う必要が本当にあるのか。
あなたやパートナーが、子どもがほしいと思う分にはよいですが、親のためと考えるとその責任から「快」とは程遠い精神状態になってしまいそうです。
昨今、日本は少子化が急速に進み、国の重要課題の一つになっています。
だからと言って、少子化対策のために妊活に取り組んでいる人がいるでしょうか。
おそらく、99.9%いないと思います。
それでいいのです。
もしあなたが、自分以外の人や義務感で妊活をしているとしたら、本当にそれが必要なことなのかを今一度考えてほしいです。
今取り組んでいる妊活が辛くなければ大丈夫です。
でも、もし辛いとしたら、何かが間違っているかもしれません。
あなたは、あなたのために妊活をすればよいのです。
「子供を産まない」は、女性として価値がないことではない!
かつて、「女性は産む機械」と発言してバッシングを受けた厚生労働大臣がいました。少子化対策に取り組む中での発言です。
この発言の真意は定かではありませんが、「子どもを産むことができるのは、女性しかいない(男性は子どもを産めない)」ということを言いたかったのではないかと勝手に解釈しています。
それが言葉足らずで、機械に例えたことで誤解を生んでしまった…(-_-;)
さて、女性は子どもを産まないと価値がないのでしょうか?
もしかして、「子どもを産まないと女として、嫁として、妻として価値がない」とあなたは思い込んでいませんか?
そう思っているとすれば、その価値観はどこからきていますか?
今世は子供を産まないと決めてきている人もいる(スピリチュアル視点)
当研究所では、「スピリチュアルとは幸せになる考え方」と定義しています。考え方ですので、発想は自由です。スピリチュアルには興味がないという方は、本章をスルーしてくださいね♪
さて、スピリチュアルな視点で言うと、「今世は子どもを産まない」と決めて生まれてきている人がいるそうです。
こういう場合、いくらエゴ(自我)で子どもがほしいと思っても、授からないものは授からないということになります。
逆に、子供をほしいと思わなくても、授かるときは授かります。
また、「子どもは親を選んで生まれてくる」とも言います。
ですので、子どもがあなたを選ぶ時期がきたら、子どもを授かります。
エゴで子どもがほしいと思おうが、タイミング法をしようが何をしようが…
「子どもを授からないときは授からない」
自分の意志だけでは、妊娠・出産はコントロールできません。そこには、自我を超越した何かが働いています。
この自我を超越した何かを「神様」とか「サムシンググレイト」などと呼ぶこともあります。
やれることはやって、運を天に任せる。恨みっこなし!
「子どもはつくるもの・できるもの」ではなく、「子どもは与えられるもの・授かるもの」という発想も妊活をしていく上で大切な気がします!
子どもは、神様からの贈り物「ギフト」です♪
妊活を楽しむことが基本
当研究所では、不妊治療は器質的(絶対的)な不妊、つまり、それでしか子供を授かることができない人のための選択肢であると考えています。
まずは、ご自分の不妊がどっちなのかを推測してみることも重要です。
器質的(絶対的)な不妊、それとも、機能的(相対的)な不妊?
不妊の分類に関する記事はこちら↓
不妊治療に取り組むなら、腹を括って取り組むしかありません。
なぜなら、不妊治療は、博打的な要素が強いから。不妊治療で子どもを授かる確率は、決して高いとは言えません。
お医者さんも蓋を開けてみなければ、あなたが不妊治療で子供を授かるかどうかはわからないのです。
自然妊娠の可能性がある機能的不妊(相対的不妊)は、食生活やマインド、その他の代替医療で克服できる可能性があります。
自然妊娠でも、不妊治療でも、自分が息苦しくなるようなマインドから解放されることは、とても重要なことです。
繰り返しお伝えしている通り、妊娠・出産を司る自律神経(脳幹)は、「快」の状態で機能的に働くからです。
自然妊娠の場合、私は次の2つの説を提唱しています。
「ほしがるとできない説」「諦めるとできる説」
「ほしがるとできない説」とは、子どもがほしいという思いが強過ぎると、それがストレスになって自律神経に不調和を来たし、子供ができない。
「諦めるとできる説」とは、子宝を諦めると精神的ストレスから解放され、自律神経が調和的に働き、結果、子どもを授かる。
誤解のないように、「ほしがってはいけない、子宝を諦めましょう」と言っているわけではありません。
「肩の力を抜きましょう!楽しみましょう♪」とお伝えしているのです♬
「つくるもの・できるもの」ではなく、「与えられるもの・授かるもの」
子どもはギフトです♫
詳しくは、オンラインセミナー「心が軽くなる自然妊娠のための妊活」でもお伝えしています。
妊活で行き詰まったら一人で抱え込まずに誰かに話しましょう。
妊活が辛いという方へ…
まずは話してみませんか?
誰かに話すだけで心が軽くなります。信頼できる友達がいる方は、その人に話してみるのもよいでしょう。
「話す」とは「放す」こと。重い荷物を一旦手放すことでもあります♬
1人で抱え込んで、誰にも話せない妊活女性は、数多くいらっしゃいます。
旦那さんにもなかなか話せないという方もいます。
切羽詰まった状態で妊活をしていても、決して、良い結果は得られません。
妊娠はゴールではない。
出産・育児とその先の先にゴールがあります。
笑顔のあなたのところへ、笑顔の赤ちゃんがやってきます。
当研究所でも、カウンセリングサービスを開始しました。
「妊活が辛い」「話を聞いてほしい」という方向けのサービスです。
「心が軽くなる妊活カウンセリング」↓
https://fastinglabo.official.ec/
まとめ
- 妊活はだれのためでもない、自分のためのもの
- なぜ妊活をしているのかを整理してみることも大切
- 義務を生み出すその価値観は、本当に正しいのか再考してみる
- 「正しい」ではなく「楽しい」で妊活に取り組んでみては…!?
- 子供は「つくるもの・できるものではなく、与えられるもの・授かるもの」
- 笑顔のあなたのところに、笑顔の赤ちゃんがやってくる
- 辛いときは、信頼できる人に話してみよう!
「子どもはギフト!」
「きっとあなたも子宝に恵まれます!」
☆無料オンラインセミナー「心が軽くなる自然妊娠のための妊活(基礎編)」(120分)へのお申し込みはこちら↓
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