妊活における多くの方の誤解。不妊と不妊症は別物として捉えることが大切♪
東洋医学で自然妊娠へ導く 妊活コンサルタント 高橋敏郎です(^^)/
妊活におけるマインドに関して、いくつか大切なことがあります。
その中でも最も大切なことは、「私は〇〇だ」という思い込みです。
その思い込みが願望を実現する思い込みなら良いのですが、子宝から遠ざかる思い込みをしている方の方が圧倒的に多いのが事実です。
私が提供する子宝診断やカウンセリングを通してわかることは、実に妊活中の女性の8割が「私は妊娠しにくい体質だ」「私は不妊症だ」と思い込んでいます。
そして、その思い込みが正しいと断定できることは、ほとんどありません。
今回は子宝に恵まれるために重要な「不妊に対する考え方」を解説します。
妊活に取り組むなら、この物の見方・考え方は、絶対に押さえておいてほしいです♬
- 不妊の定義【重要】
- あなたの不妊は、器質的?それとも、機能的?
- 「〇〇だから妊娠しにくい」は機能的不妊に過ぎない
- お医者さんに言われた一言があなたの運命を決める!?
- まとめ
不妊の定義
不妊の定義は一般論でしかない。
日本産婦人科学会では、不妊の定義を下記のように定めています。
『「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。』
この定義に当てはめると、子供がほしくて性生活があるのに1年妊娠しないと不妊ということになります。
でも、ちょっと待ってください。
この定義の後半に、一定期間について「1年というのが一般的である」と書かれています。
ということは、別の解釈をすれば、「1年妊娠しなくても、必ずしも不妊とは言えない」ということでもあります。
あくまでも、日本産婦人科学会が定めた定義であって、絶対的な定義ではないということです。
以前の不妊の定義は2年だった。
2015年8月29日、日本産婦人科学会の理事会において、不妊の定義を従来の「2年」から「1年」に変更した経緯があります。諸外国に多い定義が1年だったようで、それにならう形で定義が変更されました。
このことからも、不妊の定義は、絶対的な定義でないことがわかります。
私も子供がほしくて3年できない期間がありましたが、結果的にはその後、子宝に恵まれてきました。
この3年間について、「不妊」であったことは事実ですが、「不妊症」ではなかったことも事実です。
不妊を語る上でのもう一つのポイント
この日本産婦人科学会が示す定義でもう一つのポイントは、「不妊」という言葉を使っていることです。「不妊症」とは言っていません。
ここには大きな意味合が隠れています。
単に「症」が付いているか、「症」を省略したかの違いではありません。
- 不妊=妊娠しないという事実・現象
- 不妊症=妊娠できないという症状・病態
このことをごちゃまぜに捉えてしまっていませんか?
あなたの不妊は、器質的?それとも、機能的?
器質的不妊とは?機能的不妊とは?
器質的不妊(絶対的不妊)
- 体に絶対的な問題がある(子宝に恵まれるためには、外科的処置や不妊治療が必要)
- 原因を断定できるもの
機能的不妊(機能性不妊・相対的不妊)
- 体そのものには致命的な問題がない(代替医療等で改善が可能なもの)
- 原因は断定できず、相対的な原因しか推察できない
あらゆる検査をしても不妊の原因がわからない、はっきりしないという場合、当研究所では、この機能的不妊に分類しています。
この分類方法では、妊活に取り組む方の8割は機能的不妊と言えます。
器質的不妊と機能的不妊の具体例
器質的不妊(絶対的不妊)の原因の例
- 無精子症
- 両側性卵管閉塞
- 卵巣摘出
- ED(器質起因)
- 閉経
- セックスレス
- その他
機能的不妊(機能性不妊・相対的不妊)の原因の例
- 高齢(卵子の老化)※最大原因
- 糖尿病
- 更年期(自律神経の不調和)
- 隠れ生活習慣病(未病)
- 慢性疲労症候群
- ED(精神起因)
- セックスレス(一時的なもの)
- 夫婦生活の質(タイミング法に縛られた不自然な行為含む)
- ストレス
- マインド
- 「〇〇だから妊娠しにくい」という説明
- そもそも健康でもできないときはできない【重要な考え方】
インターネットの情報やお医者さんの言う不妊についての発言は、器質的不妊なのか、機能的不妊なものを分けて語られていないことがほとんどです。
「〇〇だから妊娠しにくい」は機能的不妊に過ぎない
機能的不妊は、不妊症ではありません。
「不妊=妊娠していないという事実」があるだけに過ぎません。
にも関わらず、多くの方が「私は不妊症」「私は妊娠しにくい体質」と決め込んでしまっています。
「〇〇だから妊娠しにくい」
たとえば…
「高齢だから妊娠しにくい」
「低AMHだから妊娠しにくい」
「子宮内膜炎だから妊娠しにくい」
「多嚢胞性卵巣症候群だから妊娠しにくい」
これらの
「〇〇だから妊娠しにくい」は、「〇〇より妊娠しにくい」という比較論に過ぎません。
「高齢だから妊娠しにくい」は、「若いより妊娠しにくい」というだけです。
粗探しをしたら、妊娠しにくい理由など、いくらでも見つかります。
それよりも、「妊娠しやすい理由」や「妊娠しやすくなる体づくり・心づくり」に目を向けた方が、子宝に恵まれる確率が上がります。
あなたは、「妊娠しにくい」「妊娠しにくい体質」などの呪文から解放されることで、妊娠脳・妊娠体質へと変化していきます。
事実、当研究所が提供するセミナーを受け、この呪文から解放されただけで妊娠される方が立て続けに出ています。
機能的不妊は…
- 食生活の改善
- マインドの改革
- 代替医療の活用
- 夫婦のコミュニケーション
で、自然妊娠の可能性があります。
取り組むべき妊活優先順位に関するブログはこちら↓
お医者さんに言われた一言があなたの運命を決める!?
結果論で不妊症にされてしまう危険性
下記はよくあるお医者さんとの会話です。
あなた「妊活に取り組んで3年妊娠しないんです。」(事実)
ドクター「検査しても特別異常もないし、年齢的なことも含めて妊娠しにくい体質になっているんでしょう。」(結果論)
あなた「そうなんですね。」(納得)
ドクター「不妊治療へ進みましょうか?」(誘導)
このように、「3年妊娠しない」という事実を持って、不妊症扱いされてしまうことは、今の不妊治療の現場では普通にあります。
そもそも、私たち夫婦のように、健康上何の問題もないのに3年子どもを授からないことだって考えられるのです。
「健康でも授からないこともある」ということも、頭の片隅に置いておくとよいです。
「子どもを授からないこと」は、必ずしも病気・不健康というわけではありません。
「コウノトリのご機嫌」と表現されるのが子宝というものです。
不妊の定義を正しく理解するところから、本当の妊活が始まります!!!
「3年妊娠しないから妊娠しにくい」は、確定診断ではない。
「3年妊娠しない」という事実だけからでは、不妊症という確定診断はできないはずです。
お医者さんの「妊娠しにくい体質」という言葉をあなたがどう捉えるかで、あなたの自然妊娠の可能性に大きな影響を与えます。
お医者さんのこの言葉をあなたが信じてしまったとき、あなたの潜在意識は、本当に妊娠しにくい心身を演出していきます。
つまり、「私は妊娠しにくい体質だ」を体現していくことになります。
「妊娠しにくい」は、「妊娠できない」ではないという解釈をし、機能的不妊であることを認識しましょう。
マインドは、良くも悪くも自律神経・潜在意識にパワフルに影響を与えています。
参考ブログはこちら↓
「妊活はマインドセットから!」
「きっとあなたも子宝に恵まれます!」
まとめ
- 子宝に恵まれるためには、不妊に対する物の見方・考え方が大切♪
- 不妊の定義は一般論でしかない。3年妊娠しなくても、不妊症ではないという解釈もできる。
- 不妊は、器質的不妊と機能的不妊に分けて捉えるべき。不妊症とは、器質的不妊のみを指す。
- 器質的不妊は、体に絶対的な原因があるもの。子宝に恵まれるためには、外科的処置や不妊治療が必要。
- 機能的不妊は、体に致命的な原因がなく、代替医療等で改善の余地があるもの。
- 「〇〇だから妊娠しにくい」は、機能的不妊に過ぎない。
- 健康でも子どもを授からないことだってある。「コウノトリのご機嫌」と表現されるゆえん。
- お医者さんの「妊娠しにくい」を信じてしまうことで、自律神経・潜在意識は本当に妊娠しにくい心身を作り出してしまう。
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