それでも妊活でタイミング法をやりますか?自然妊娠を目指すなら不妊治療の導入でやらされるタイミング法より〇〇〇〇〇法!
東洋医学で自然妊娠へ導く 妊活コンサルタント 高橋敏郎です♪
タイミング法をやっているけど、なかなか子どもを授からないというあなたに…
本日は、核心中の核心のお話をしたいと思います。
このお話、私のように妊活サポートをしている人で言っているのは、現時点では私のほかに誰もいないと思います。一応、ネット検索してみましたが、誰もいませんでした(^^♪
ですので、タイミング法にほとんど意味がないことをエビデンスを絡めて紹介する情報は、本邦初公開だと思います!(^^)!
にわかには信じられない話かもしれませんが、これが真実です。今までタイミング法に取り組んできた方は、この記事を読んで今後の妊活にお役立ていただければと嬉しいです♪
それでも、タイミング法を続けるというのもありですし、タイミング法ではなく、別のアプローチに切り替えるのもありです。
全ての判断は、あなた次第です♬
さて、不妊の方が自然妊娠を考えるとき、必ずと言っていいほど、タイミング法にこだわります。
なぜ、妊活・不妊治療でタイミング法なのか?
その経緯や根拠となるお話を余すところなくお伝えします。
目次
そもそも、なぜ妊活・不妊治療でタイミング法が試されるの?タイミング法の根拠とその確率は…?
タイミング法とは…
「最も妊娠の可能性が高いと思われる排卵日を予測し、その日に夫婦生活を持つことで妊娠する確率を上げる方法」
妊娠するには、排卵が起こったときに、卵管内に精子が滞留している必要があるので、排卵日前後で夫婦生活があると妊娠しやすいと考えられています。 卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日程度と言われています。
では、このタイミング法で妊娠する確率はどの程度なのでしょうか。一説には、5%程度、また、別の説では10%程度と言われています。タイミング法で妊娠する確率は、10%以下、高く見積もって、せいぜい10%台前半と推測がつきます。
荻野学説(通称:荻野式)という100年も前の定説が、タイミング法の根拠になっている。
荻野学説(荻野式)について、当研究所が主催するオンラインセミナーなどで参加者にお聞きすると、40歳前後を境に、「知っている」という人と「知らない」という人が分かれる傾向にあります。
40歳以上の方は、中学の保健体育の授業で習った方もいるかと思われますが、40歳より若い方は習っていないようです。
さて、妊活でタイミング法が一般化している背景には、この荻野学説の影響があります。でも、この荻野学説、100年も前に発表された学説です。正しい学説である反面、それだけでは足りない部分があります。
哺乳類の排卵のメカニズムには、2種類ある。人は万物の霊長…自然妊娠で考えるべきは…?
タイミング法は、排卵日に合わせて夫婦生活を持つことですが、このことは、人は自然排卵で妊娠する動物という前提があります。前章でお伝えした「荻野学説」が、その根拠になっています。
でも、ちょっと待ってください!
実は、哺乳類の排卵には、「自然排卵」と「交尾排卵」の二つの形式があります。
①自然排卵…一定の周期で排卵する。
(ヒト、ラットやマウス、ブタやウシなど)
②交尾排卵…交尾刺激が排卵を誘発する。
(ネコやウサギなど)
ここで重要なことは2つ…
- 交尾排卵というものがあること
- 妊娠にたどり着くための順序
- 自然排卵=排卵→交尾→妊娠
- 交尾排卵=交尾→排卵→妊娠
つまり、「排卵が先」か「交尾が先」かがポイントです。
荻野学説は、哺乳類の持つ「交尾排卵」というメカニズムが抜け落ちています。
人は万物の霊長。ネコやウサギが持っている原始的な機能は、人にも備わっているのです。
自然妊娠で妊活をするなら、答えはシンプル♪
前章で説明した哺乳類が持つ2つの排卵メカニズム「自然排卵」と「交尾排卵」について、「自然排卵」で妊娠するメカニズムは、まず排卵ありきです。
そこに夫婦生活を合わせることで妊娠するという考え方。でも、排卵日の予測なんて難しいことです。
仮に、排卵日と夫婦生活が一致したとして、それが自然のハーモニーの中で機能的に働き、受精し、着床し、妊娠する確証なんてどこにもありません。
排卵日と夫婦生活の一致は、妊娠ではありません。それ以外の要素も絡み合って妊娠に導かれます。
一方、「交尾排卵」で妊娠するメカニズムは、まず夫婦生活ありきです。夫婦生活があって、そこに排卵が起きる。排卵日なんて予測する必要がありません。お互いがしたいときにして、夫婦生活をエンジョイする。ただそれだけです。排卵に夫婦生活を合わせるのではなく、夫婦生活があって、そこに排卵が合わさってくるわけですから、こちらの方が卵子と精子が遭遇する確率が高いですよね。
非常にシンプルで自然な形だと思いませんか?
本能である「食欲」について考えてみてください。
「お腹がすいたから食べる」が自然です。
「お腹もすいていないのに食べる」は不自然です。
でも、人間の場合は、お腹がすいていなくても、「お昼になったから食べる」ということをしている場合もあります。
その結果として、糖尿病などの生活習慣病にかかっている方がたくさんいます。
妊娠・出産について、話を戻します。こちらも、食欲同様に本能のなせる業です。
つまり、「夫婦生活もしたいからする」が自然です。
「したくもないのに、タイミングだからする」
超不自然だと思いませんか?
自然の摂理に従って、自然なことをすれば、自然に子供を授かる。
これがシンプルな答えです。
人間にも交尾排卵が起きている!自然妊娠を目指すなら、タイミング法という常識を見直す必要がある。
実は、人でも交尾排卵が起きていることが、名古屋大学大学院生命農学研究科の井上直子助教及び束村博子准教授らの研究で明らかになっています。
「研究結果概要の抜粋」
「交尾排卵を示す動物としては、ウサギやネコがよく知られていますが、今回実験に用いたスンクスは、これらの動物よりもヒトの祖先に近い種であると考えられています。驚くべきことにヒトでも性交による刺激が排卵を引き起こすことが報告されており、交尾排卵はすべての哺乳類において、もともと備わっているメカニズムであると考えられています。」
交尾排卵について、詳しくは下記リンク↓
https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20111018_agr.pdf
https://news.mynavi.jp/article/20111019-a078/
不妊治療では、タイミング法で始まるビジネスモデルが成り立っている
不妊治療のビジネスモデルは、下記のような流れで成り立っています。
①タイミング法→②人工授精→③体外受精→④顕微授精
①②を一般不妊治療、③④を高度生殖医療(生殖補助医療)と呼びます。一般的に「不妊治療」と言うと、高度生殖医療(体外受精・顕微授精)を指すことが多いようです。
さて、患者さんの視点で言えば、できるだけ①②で妊娠できれば有難い話です。身体的な負担も少ないし、費用だってより少なく済みます。
なにより、タイミング法なら自然妊娠ですし、人工授精でも自然妊娠に近い形です。
一方、クリニックの視点で言えば、大多数の患者さんが①②の一般不妊治療で妊娠してしまったら、経営が成り立ちません。
つまり、ほとんどの患者さんにとって、①②の治療は③④へ移行するための呼び水に過ぎません。
①タイミング法…妊娠率5~10%程度?(高めに見積もって)
②人工授精…妊娠率5~10%程度?(高めに見積もって)
③④高度生殖医療…1採卵あたりの出産率7%程度
※1採卵あたりの出産率…卵子を1個取り出し、その卵子が出産まで辿り着く確率
いずれにしても、高度生殖医療(体外受精・顕微授精)では、1年単位で80%の方が子宝に恵まれません。
不妊治療を検討されている方は、「不妊治療は、博打的な要素が高い医療」であることを承知しておく必要があります。
現に、完全成功報酬型(子供ができたら、料金を支払う形式)のクリニックは、私が調べた限り存在しません。
クリニックが子どもを授かるというミッションにコミットできるなら、完全成功報酬型のクリニックがあってもよいはずだと思います。
でも、それがない。
不妊治療において、お医者さんも蓋を開けてみなければ結果はわからないというのが実情だということです。
こういう書き方をすると、不妊治療を否定しているように聞こえてしまいますが、決してそうではありません。
不妊治療という商品があって、それを買う人がいるのであれば、需要と供給が成り立っている立派なビジネスです。
しかし、買う側(不妊治療を受ける人)が情報不足で買っている感が否めません。
当研究所のオンラインセミナー参加者へのアンケートで、不妊治療で子どもを授かる確率を知らずして、不妊治療を開始している方も少なくありません。
不妊治療に取り組む場合は、夫婦でよく考え、話し合ってから取り組むことをお勧めしています。
当研究所では「不妊治療はそれでしか子宝に恵まれる方法がない方の選択肢」という立場をとっています。
不妊治療に取り組むなら、ご自分が機能的(機能性)不妊か器質的不妊かを推測することも大切な視点です。
器質的不妊なら、子宝に恵まれるためには、外科的処置や不妊治療が必要となります。
機能的(機能性)不妊なら、東洋医学的なアプローチなどで自然妊娠の可能性があります。
不妊を一括りにせず、2つに分けて考えることが重要です。
「私は不妊症!?」機能的不妊、器質的不妊に関する記事はこちら↓
自然妊娠を目指すなら〇〇〇〇〇法
自然妊娠で子どもを授かるためには、「夫婦生活は、お互いがしたいときにする」というのが一番(^^)/
名付けて「エンジョイ法」
タイミング法が事務的・義務的なら、エンジョイ法はその真逆で、自由に開放的にお互いがしたいときに夫婦生活を楽しむという本来あるべき姿です。
事実、当研究所主催のセミナーをお受けになり、長年試みていたタイミング法をやめたらすぐに妊娠されたKさんという方もいらっしゃいます。
Kさんの体験談はこちら↓
私事ですが、我が家も3年このタイミング法で子どもを授かることができない時期がありました。今思えば、意味のないことをしていたと思います(;^_^A
ちょっと考えてみてください。
哺乳類でタイミング法などやっているのは、人間だけです。
自然排卵のメカニズムがあるとされる豚や牛でもタイミング法などやっていません。
当研究所の仮説ですが、自然妊娠のほとんどは、この交尾排卵によって起きていると考えています。自然排卵のメカニズムを応用しているタイミング法や人工授精の妊娠確率は、(高く見積もって)10%程度です。
その確率が低すぎると思います。
そこには、それ以外の妊娠メカニズムがあると考えるのが自然です。それ以外の妊娠メカニズムとは、まさに交尾排卵での妊娠です。
交尾排卵は、膣への刺激によって誘発されることが分かっています。夫婦生活の質、とりわけ女性の満足度が高い夫婦生活を追求することは、自然妊娠のカギになるものと思われます。
夫婦生活の質(QOS)の記事はこちら↓
まとめ
- 自然妊娠を考えるならタイミング法という常識を疑ってみる。
- タイミング法の根拠になっている自然排卵で妊娠するという定説は古く、十分ではない。
- 哺乳類には、自然排卵と交尾排卵という2つの排卵メカニズムがある。
- ヒトにも交尾排卵は起きている!(エビデンスあり)
- 不妊治療というビジネスモデルを理解することが大事。
- タイミング法は、不妊治療のビジネスモデルに組み込まれている。
- 「エンジョイ法」で夫婦生活の質(QOS)を上げることが自然妊娠のカギ
補足
タイミング法は、基礎体温などにより自然周期による排卵日を予測して行うものと、排卵誘発剤などの薬物療法により人工的に排卵日を作りだして行うものの2種類があります。
本文で記載しているタイミング法とは、自然周期による排卵日を予測して行うタイミング法を指しています。
「妊活はエンジョイ法!」
「きっとあなたも子宝に恵まれます!」
詳しくは、下記オンラインセミナーで不妊治療・自然妊娠の基礎知識をお伝えしています。
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