男性不妊で離婚!?その原因と対策♪
東洋医学で自然妊娠へ導く 妊活コンサルタント 高橋敏郞です(^^)/
不妊の原因について、女性側の原因がフォーカスされがちです。
しかし、不妊の半分程度に男性側にも原因があることがわかっています。
このことからも、妊活に取り組むなら、男性の妊活に対する理解や、夫婦そろって妊活に取り組む姿勢が大切ということが言えます♪
でも、実情は違います。
女性が熱心で、男性は協力的でない場合が圧倒的に多いのです(-_-;)
当研究所の妊活セミナーに夫婦そろって参加される割合は、10~20%程度です。
男性が妊活に非協力的な理由として…
「もし自分に原因があったらどうしよう!?」
「病院でマスターベーションして、精子を提出するなんてやりたくない」
「不妊治療なんて考えなくても、そのうちできるでしょ!?」
こんなことが挙げられます。
一方、女性は男性不妊がわかったとき、「離婚」という二文字が頭をよぎります。
少子化が社会的な課題になっていますが、女性は本来、本能的に好きな人の子ども、自分の子どもを産みたいのです。
それが、晩婚化や食の欧米化、経済的な理由などが背景となって不妊で悩む方、子どもがほしくても作らない方が増えています。
今回は、男性不妊の原因とその対策についてお伝えします♪
女性だけでなく、男性にも読んでいただきたいブログです。
目次
男性不妊の原因/男性不妊が増えている!?
WHOは、男性にのみ不妊原因があるカップルが24%、男女ともに原因があるカップルが24%と報告しています。
つまり、不妊の原因の半分程度は、男性にもあるということです。
そして、WHOの国際調査では、1998年から2011年の間で、男性の精子の数と運動率は全体で20%も下がっているそうです。
精子の質・量は、妊娠率と関わってきますので、男性不妊が増えていると言うことができます。
男性不妊の主な原因は、この3つです。
男性不妊症の原因(作れない、出せない、たたない)
作れない:造精機能障害(精子形成障害)※男性不妊の8割とも
「精子をしっかり作れない」
- 乏精子症
- 無精子症
- 精子無力症
原因……先天性、精索静脈瘤、鼠経ヘルニア手術後、精巣上体炎など
出せない:精路通過障害
「精子を出せない」
原因…先天性、精巣上体炎、鼠径ヘルニア手術後など
たたない:性機能障害
「セックスができない」
- ED(勃起障害)
糖尿病(予備軍含む)、慢性疲労、心因性など
男性不妊の原因の8割が造精機能障害
男性不妊の8割が、造精機能障害とも言われています。
造精機能障害は、食習慣、運動習慣、睡眠習慣、ストレスマネージメントなど生活習慣の見直しで改善される可能性が大いにあります。
EDも心因性のものを除き、高血糖(糖尿病)や慢性疲労など生活習慣に起因している場合がほとんとです。
EDの原因となる糖尿病の患者は、実に1,000万人います。
その予備軍は、同じく1,000万人いるとも言われ、合わせて2,000万人。
実に日本人の10人に2人は糖尿病または糖尿病予備軍です。
これを大人(20歳以上)だけに限定して考えると、8人に1人の割合で糖尿病または予備軍。
つまり、妊活世代にも糖尿病予備軍は、ごく普通にいるということです。
問題は、この糖尿病予備軍は、ほとんどの場合、その自覚がないということです(-_-;)
糖尿病は、EDの原因になるだけではありません。
そもそも、妊娠の確率を下げてしまいます。
食後血糖値は、男女ともに140以内に抑えることが健康上、妊活上大切です(^^♪
沖縄は、糖尿病が全国一少なく、比例して寿命も全国一長かったのは、今は昔の話です。現在の沖縄は、糖尿病の患者が全国的にも多い地域になり、それに比例して、65歳以下の死亡率はワースト地域の一つになっています。
沖縄クライシスに学ぶ食生活のあり方↓
糖尿病に関するデータはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-08.html
男性不妊の対策
即効性を求めてこの記事を読んでいる方には、ごめんなさい(;^_^A
先に謝りますm(__)m
結局、いつもお伝えしている通り、これなんですよね!(^^)!
男性不妊の対策は、食生活の改善♪
そこに、運動習慣や睡眠習慣、ストレスマネージメントなどのその他の生活習慣を改善することで、妊娠体質に変化していきます。
そして、男性の場合、精子の質・量の改善は、女性の卵子の質の改善より結果が出るのが早いです。精子が受精可能に育つには、70日前後と言われています。
ということは、3カ月(90日)程度、生活習慣の改善に取り組むことで、精子の質・量ともに改善が可能なわけです。
食生活については、2つの側面からアプローチしてください。
「足し算の栄養学」と「引き算の栄養学」
- 「足し算の栄養学」…何をどのように食べるか?
- 「引き算の栄養学」…食べない時間を作ること(ファスティング=断食)
足し算の栄養学が、消化吸収なら、引き算の栄養学、解毒排泄です。
多くの日本人は、消化吸収>解毒排泄の構図になっており、生活習慣病のもとになっているとも言えます。
少食は、消化吸収<解毒排泄という構図を作り、心身を健康に保つための基礎になります。
その他、男性不妊の原因が、器質的なもの、たとえば、「精巣静脈瘤」などは手術でその改善の可能性があります。
妊活で考えるべき食生活についてのブログはこちら↓
妊活にパワフルなアプローチ「引き算の栄養学=ファスティング」についてのブログ↓
https://www.schenectadyhistory.net/archives/1480
EDに対するその他のアプローチ↓
男性不妊は離婚の原因に
本ブログは、圧倒的に女性読者が多いのですが、これは男性へのメッセージです。
男性不妊は、離婚の原因になります。夫婦のコミュニケーションが十分にとれておらず、「夫が妊活に非協力的」となれば、なおさらです。
男性不妊のほとんどは、機能的不妊(体がその機能を果たしていないだけ)です。
つまり、男性の努力(生活習慣の改善)で何とかできることが多いです。
器質的不妊(原因が体そのものにある)なら、外科的手術、不妊治療という選択肢が必要となります。
いずれにしても、男性の妊活への取り組みは、まず精子検査がスタートになります。
病院に行かなくても、郵送・メールのやり取りで完結する精子検査のサービスもあります。費用も1万円程度でできますので、まずはそこから取り組んでみてはいかがでしょうか?
ある日突然、「離婚したいんだけど…」と奥さんから言われないように、男性も妊活に向き合ってください♪
妊活は夫婦そろって取り組む
妊活は夫婦そろって、同じ目線で同じ取り組みをするのが理想です。
「子どもは愛の結晶」とよく言われますが、妊活は夫婦のハーモニーであり、共鳴するバイブレーションの結果です♪
理想的な妊活についてのブログはこちら↓
「妊活は夫婦のハーモニー♪」
「きっとあなたも子宝に恵まれます!」
まとめ
- 不妊の原因の半分は、男性にもある
- 男性不妊の主な原因は、「作れない」「出せない」「たたない」
- 男性不妊の主な原因の「造精機能障害」は、生活習慣を見直すことで改善の可能性ある
- 器質的な男性不妊は、外科的手術や不妊治療の対象となる
- 男性不妊は、離婚の原因になり得る(-_-;)
- 妊活は、夫婦そろって同じ目線で同じ取り組みをすることが理想♪
- まずは精子検査をしてみては?
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