不妊治療で授からないアラフォー女性の自然妊娠をサポート

妊活にビタミンD 妊娠率・着床率・流産率に関与【体づくり】

 
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不妊治療で授からないアラフォー女性の妊活コーチ 高橋 敏郎(たかはし としろう) 「タイミング法は意味がない!」「人も交尾排卵で妊娠する!」 ことを日本で初めて提唱したセラピスト。 LDLコレステロールを「妊娠コレステロール」と呼び、その重要性を伝えている。 再現性の高い独自メソッド「体づくり」「心づくり」「関係づくり」の3つの視点で不妊治療で授からないアラフォー女性を多数子宝に導く! 妊活アカデミー「アラフォー妊活専門学校」塾長 はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師 柔道整復師 医薬品登録販売者

ビタミンDは「骨の栄養」と思われがちですが、実は妊活においても非常に重要なホルモン様ビタミンです。最近の研究では、妊娠率・着床率・流産率などに深く関係していることが分かっています。


🧬① 卵子と子宮内膜の環境を整える

ビタミンDは、**卵巣や子宮内膜にも受容体(VDR)**が存在し、卵の成熟や着床環境に影響します。
不足すると排卵が不安定になりやすく、子宮内膜も十分に厚くならないことがあります。
→ 妊娠しやすい内膜を作るためにも欠かせません。


🩸② 免疫バランスを整える

妊娠は「免疫の共存」です。ビタミンDは免疫を抑えすぎず、攻撃しすぎないバランスを取る働きがあり、
着床後の胎児を「異物」として攻撃しないようサポートします。
→ 不育症・免疫性不妊との関係も指摘されています。


🧠③ ホルモンバランスの調整

ビタミンDは、黄体ホルモン(プロゲステロン)やエストロゲンの分泌にも関与。
月経周期の安定や高温期の維持に役立ちます。


💡理想値の目安

妊活中の理想血中濃度は 30〜50ng/mL(75〜125nmol/L) 程度。
日本人女性の多くは20ng/mL以下と不足気味です。


🌤摂取・補給のポイント

  • 日光浴(手足を15分ほど日光に当てる)
  • 天日干しきのこ、鮭、サバ、卵黄などを積極的に
  • 不足が続く場合は、医師の指導のもとサプリで補うのも◎

ビタミンDサプリの前にやるべきことは簡単!

市販のきのこに、日光(紫外線)に当てることでビタミンDが大幅に増えます。

これは、きのこに含まれる「エルゴステロール」という物質が、紫外線を浴びることで、ビタミンD₂(エルゴカルシフェロール)に変化するためです。

🍄きのこ別・ビタミンD増加の目安

きのこの種類日光前(生)日光後(天日30分〜1時間)増加倍率
しいたけ(生育時に日光なし)約0.3 μg/100g約10〜15 μg/100g約30〜50倍
えのきだけ約0.1 μg/100g約5〜10 μg/100g約50〜100倍
しめじ約0.2 μg/100g約7〜12 μg/100g約35〜60倍
まいたけ約0.2 μg/100g約8〜10 μg/100g約40〜50倍

※条件:快晴の日に30分〜1時間直射日光に当てた場合(農研機構・文部科学省食品成分データベースなどより)


☀️ポイント

  • 傘の裏側(ひだの部分)を上にして日光に当てると、紫外線がよく当たり効率的です。
  • 1時間の天日干しで十分ですが、半日ほど干すとさらに増加します。
  • 室内の日差しでも少しは増えますが、屋外の直射日光の方が圧倒的に効果的です。

つまり、市販きのこを軽く天日に干すだけで、ビタミンD量は30〜100倍に跳ね上がることがあります。

市販(=室内栽培)きのこを日光に当てたときのビタミンDの増え方は、実験でもはっきり示されています。

代表的なしいたけなどでは、数十倍〜数百倍に増えることが確認されています。

妊娠力を底上げする「隠れキープレイヤー」それがビタミンDです。

日光と食事の力で、体の「妊娠スイッチ」をオンにしましょう。

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不妊治療で授からないアラフォー女性の妊活コーチ 高橋 敏郎(たかはし としろう) 「タイミング法は意味がない!」「人も交尾排卵で妊娠する!」 ことを日本で初めて提唱したセラピスト。 LDLコレステロールを「妊娠コレステロール」と呼び、その重要性を伝えている。 再現性の高い独自メソッド「体づくり」「心づくり」「関係づくり」の3つの視点で不妊治療で授からないアラフォー女性を多数子宝に導く! 妊活アカデミー「アラフォー妊活専門学校」塾長 はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師 柔道整復師 医薬品登録販売者

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