妊活とは、授からない未来をまず受け入れること【心づくり】
年末年始、
福引を実施している商店街を見かけることも多いかと思います。
ぐるっと1回回して、
当たりや外れが出る抽選機――
いわゆるガラポンです。
目次
ガラポンで考える「子宝の確率」
たとえば、
- 100個の玉の中に、当たりが1個
- 100個の玉の中に、当たりが10個
- 100個の玉の中に、当たりが20個
- 100個の玉の中に、当たりが30個
このガラポンをイメージしながら、
体づくり・心づくり・関係づくりに取り組んでみてください。
商店街のガラポンも、
皆さん一人ひとりが持っている
「子宝のガラポン」も、
実際にどれくらい当たりの玉が入っているかは分かりません。
商店街のガラポンと、子宝のガラポンの違い
でも、
ひとつだけ決定的な違いがあります。
商店街のガラポン
→ 当たりの数は増やせない。
子宝のガラポン
→ 当たりの数を増やすことができる。
つまり、
確率を上げることができるということです。
ただし、大切な前提があります
当たりの玉を増やすことはできても、
すべてを当たりの玉にすることはできません。
これが現実です。
「授からない未来を受け入れる」とは?
授からない未来を受け入れるとは――
外れの玉が出続ける可能性を受け入れること
だと、私は考えています。
たとえば、
- 40歳で体外受精を受けた場合
→ 100個の玉の中に、当たりは10個くらい - 45歳になると
→ 当たりは1個あるかどうか
数字だけを見ると、
厳しく感じるかもしれません。
今のあなたに「当たりが1個しかない」ことは考えにくい
今のあなたが、
「100個の中に当たりが1個しかない」
という状態だとは、私は考えていません。
少なくとも、
もう少し当たりはあるはずです。
そして、その当たりの数は
努力や向き合い方によって増やすことができます。
それでも、
外れの玉が続くことはあります。
覚悟ができると、なぜか流れが変わる
外れの玉が出続ける可能性を、
「ゼロにしよう」とするのではなく、
それも含めて受け入れる。
この覚悟ができたとき、
不思議なことに
流れが変わる方が多いのです。
「諦めて授かった人」の本当の意味
世間では、
「諦めたら授かった」という話をよく耳にします。
これは、
投げやりになったという意味ではありません。
多くの場合、
- 授からない未来を受け入れた
- 外れが続く可能性を受け入れた
その結果として、
子宝ブロックが外れた
という状態です。
これは簡単なことではありませんが、
心づくりの観点では
とても大切なプロセスです。
心づくりで大切な2つのこと
ここで、
心づくりとして意識してほしいのは次の2つです。
・現状への感謝
・現状への一定の満足
「まだ足りないもの」ではなく、
すでに持っているものに目を向けること。
この視点が、
心を大きく変えていきます。
笑顔と上機嫌も、確率を上げる
最後に。
笑顔でいること、上機嫌でいることも、
ガラポンの中の
当たりの玉を増やす方法のひとつです。
焦らず、
比べず、
自分のペースで進む。
以上、
参考になれば幸いです。