依存症になってやめられない体外受精・顕微授精【心づくり】
目次
体外受精・顕微授精で妊娠・出産する確率
日本産科婦人科学会(2022年データ) (約25万件のIVF移植例を集計したもの)
40歳なら…
妊娠率:約 15〜20%
流産率:約 40%前後
出産に至る率:約 7〜10%
42歳なら…
妊娠率:約 10%
流産率:約 50%
出産に至る率:約 3〜5%
44歳なら…
妊娠率:約 5%以下
流産率:約 60%以上
出産に至る率:約 1〜2%
45歳以降なら…
出産率は ほぼ1%未満 とされる。
子宝のために絶対的に不妊治療が必要な
「器質的不妊」(本来の不妊症)なら
上記の確率でもやるしかないです。
でも、タイミング法から始まる不妊治療なら
あなたの自然妊娠の可能性を否定できないということ。
だったら… 確率の高い選択肢は❓
不妊治療?
自然妊娠?
答えは明らかと言わざるを得ません。
体外受精をやめられない理由に…
ギャンブル依存症と同じような心理状態が考えられます。
器質的不妊について、詳しくはこちら↓

ギャンブル依存症と同じような心理状態になっていませんか❓
1.共通する心理(体外受精とギャンブル)
変動する報酬(Variable reward)
ギャンブル:勝つか負けるか分からないが「次こそ勝てるかも」という期待。
IVF:妊娠するかどうか分からないが「次こそ妊娠できるかも」という希望。
不確実性が強いと、人はやめにくくなることが知られています。
2.サンクコスト効果(埋没費用効果)
これまでに「時間・お金・努力」を費やしたために
やめるのがもったいなく感じる心理。
「ここまで頑張ったのだから、やめられない」と思いやすい。
3.一度でも成功したら大逆転できる
ギャンブルでは「大当たり」。
IVFでは「妊娠・出産」という人生最大の報酬。
その「一度」の可能性に強く惹かれてしまう。
4.社会的プレッシャー・自己責任感
「年齢的に今しかない」
「やれることは全部やらないと後悔する」
という気持ちが、やめづらさを加速させます。
気付いてほしい!
40代前半なら、ほとんどの方にとって
自然妊娠は大して難しくありません。
タイミング法なんかやるから授からない💦
タイミング法の真実について関連ブログはこちら↓

不妊治療の最大のリスクは、経済的損失!?ではない!!!
妊活中の女性は、不妊治療の最大のリスクに気付いていない。
「保険適用になったから」
「保険適用は43歳までだから」
「友人・知人がそれで授かったから」
そんな理由で不妊治療をやるべきではありません。
その本当のリスクに気付いてほしい。